気になっているあの人への気持ち、推しなのかそれとも好きなのか悩んでいませんか。実は推し・好きは似て非なるもの。気持ちを混同すると、大変なことになる可能性があります。
「ああ!好きだと思って交際したけど、なんか違った」
こんな後悔を避けるためにも、推しと好きについて詳しく知っていきましょう。
推しってどんな気持ち?
推しとは魅力を感じる人物に対して、「ほかの人に薦めたい」「もっといろんな人に知ってもらいたい」といった気持ちになることを指します。
その人本人に魅力を感じているケースや、演じているキャラクターに惹かれているケースなどありようはさまざま。主にアイドル・俳優・声優・架空のキャラクターなどが対象となります。
相手に対して何かをしてもらいたいといった気持ちになることは少なく、尽くすことで満足感を得ているのが特徴的です。
好きってどんな気持ち?
相手個人に対して、恋愛感情を抱いている気持ちのことを指します。推しと異なり、「誰かに勧めたい」「広く知って欲しい」といった気持ちを抱くことはほとんどありません。
相手に対して独占力を抱く人が多く、周りに相手の存在を知って欲しいとは思わない傾向が見られます。
推しは外側へ向ける気持ちを含んだ状態、好きは内側へ向ける気持ちが中心となった状態と考えると分かりやすいでしょう。
好きと推しを混同するリスクとは?
好きと推しを混同し続けることによって、さまざまなリスクが生まれることを知っているでしょうか。自分の中にある気持ちをはっきりさせないと、思わぬ事態に発展するかもしれません。
良い出会いを逃す
好きと推しを混同することで発生するリスクと言えば、何といっても良い出会いを逃してしまうことです。推しと好きは本質が異なるもの。似ているようで全く違います。
推し=好きなのだと思い続ければ恋愛に意識が向きづらくなり、出会いが遠のくこととなります。もしかしたらすでに、良い出会いを逃しているかもしれませんね。
推しは推し、恋愛は恋愛と自分の中ではっきりと分けておくことで、良い出会いを呼び寄せやすくなるでしょう。
スキンシップが不快に
推しを恋愛感情だと思い交際へと発展すると、スキンシップの面で問題が発生する恐れがあります。なぜなら推しには、相手と触れ合いたいといった気持ちが基本的に含まれていないからです。
握手をする・抱き合うといった軽いスキンシップはできても、それ以上のふれあいとなると不快に感じることが多くなる可能性があります。付き合いたての頃は我慢できても、そのうち強いストレスを感じるようになるかもしれません。
そんな困った事態を避けるには、好きの感情を抱けない相手との交際を避けていくことが大切です。自分の中にある相手への気持ちをはっきりさせてから、交際を検討することをおすすめします。
互いの気持ちに温度差が発生
推しの相手と交際することによって、互いの気持ちに温度差が発生するケースも少なくありません。相手があなたに向けているのは好きの感情、対してあなたが相手に向けているのは推しの感情。
こんな状態が続いていけば、どんな問題が発生するでしょうか。そう、互いの間に苦しみの感情が発生したり気持ちがどんどん冷めていったりする恐れが考えられます。
これでは付き合っていても、何も楽しくありませんよね・・・楽しく交際を続けていく上で、互いの気持ちを一致させていくことはとても重要です。
推しの相手と付き合ってしまわないよう、ご注意ください。
一緒にいても虚しい
推しを好きと勘違いして付き合ってしまうと、虚しさを感じる機会が多くなります。なぜかというと、推しの相手に求めることと、好きな相手に求めることは全く異なるからです。
推しの相手に求めているのは、この先もずっと存在し続けること。
たとえば「アイドルをずっと続けて欲しい」「これから先も声優としての活躍を見せて欲しい」といったことを求めています。
対して好きな相手に求めるのは、多くの場合において何かをしてもらうことです。
たとえば「自分を好きになって欲しい」「ドキドキさせて欲しい」などといったことです。
それぞれに全く性質が異なることが、分かっていただけたと思います。
もし推しの相手と交際し相手が今の仕事をやめてしまうことがあれば、一気に気持ちが冷め虚しさを感じるようになる可能性大です。
なぜなら自分の求めに応じてくれない相手となるからです。
推しと好きの違いに悩んだ際は、相手に対し何を求めているのか自分の心に聞いてみると良いでしょう。
相手に対する罪悪感が生まれる
推しの相手を好きな相手だと勘違いし交際することで、大きな罪悪感を抱くようになる可能性もあります。推し=好きなのだとずっと思っていられれば良いのですが、人は年月と共に冷静になっていくもの。
いずれは自分の気持ちが恋愛感情ではないことに、気づく日が来ます。するとどうなるでしょうか。相手に対して恋愛感情を持てないことに、申し訳なさを感じるようになるのです。
相手のあなたに対する気持ちが大きければ大きいほど、あなたの中にある罪悪感も大きなものへとなっていきます。そのためいずれ別れの時が訪れるかもしれません。
自分の気持ちをはっきりさせることが大切
推しと好きを混同することで、自分だけではなく周りの人も巻き込む悲劇的な事態に発展する恐れがあります。そんな事態を避けるのに重要となるのは、推しと好きの違いを早めにはっきりさせておくことです。
ぜひ推しと好きの違いについて詳しくなり、さまざまなリスクを防いでいってください。
おすすめのペアアクセサリー
おすすめ特集