プロポーズに指輪を贈ろう！失敗しないプロポーズと喜ばれる指輪

パートナーにプロポーズをしようと思った時、最初に頭をよぎるのは指輪のことではないでしょうか。プロポーズの時に贈るのは婚約指輪？それとも結婚指輪？どこで買えるのか、予算はどのくらいなのか、多くの疑問に頭を悩ませている方も多いことでしょう。

そこで今回の記事では、10年以上にわたり銀座や新宿で婚約指輪・結婚指輪を販売してきた筆者が、失敗しないプロポーズの準備と必要な指輪について解説。
最後にはペアアクセサリー専門店Fissがおすすめする普段使いしやすい令和スタイルの婚約指輪をご紹介します。
一世一代のプロポーズ、抜かりのない事前準備で最高の瞬間を迎えてくださいね。

目次

■プロポーズに指輪は必要？

■サプライズで婚約指輪を用意する際の注意点

■婚約指輪以外にプロポーズ用の指輪があるって本当？

■ペアアクセサリー専門店Fissがおすすめする婚約指輪3選

プロポーズに指輪を贈ろう！失敗しないプロポーズと喜ばれる指輪人気ランキング

プロポーズに指輪は必要？

ポケットから小さな箱を取り出して、ひざまずきながらそっと指輪を差し出す。プロポーズと聞くと多くの人がそんなシーンを思い浮かべるでしょう。しかし、そもそもプロポーズに指輪は必要なのでしょうか。

その答えは「プロポーズに婚約指輪は絶対ではないけれど、あると嬉しい。」です。映画でもドラマでも、いつの時代も結婚を申し込む場面には、燦然と輝くダイヤモンドの指輪がつきもの。だからこそ、プロポーズといえば指輪が必須！と考えている人が多いのかもしれませんね。

男女問わずプロポーズ＝指輪というイメージがあるように、プロポーズされる側としては少なからず指輪を待ち望んでいる人が多いのも事実です。やはり指輪と共にプロポーズされるのは女性にとって憧れであり、一生思い出に残る特別な瞬間ということですね。

プロポーズの時に渡すのは婚約指輪？結婚指輪？

では、プロポーズで渡す指輪は婚約指輪と結婚指輪のどちらになるのでしょうか。それぞれの役割や違いを確認していきましょう。

婚約指輪

婚約指輪は男性が女性に結婚を申し込む際に渡すもので、エンゲージリングとも呼ばれています。
一粒の大きなダイヤモンドが留まったデザインが一般的ですが、ダイヤの代わりにパールや誕生石がついたものを選ぶ方もいます。
男性が事前に準備をしてプロポーズのタイミングで渡すケースが多数派でしたが、最近ではプロポーズが成功した後、一緒に買いに行くケースも増えているようです。

男性が事前に準備をして渡す場合、メリットとして相手に金額を知られない、という点が挙げられます。相場については後述しますが、婚約指輪は普段の買い物に比べて高価な品物です。金額で相手に気を遣わせることなくプレゼントできるのが大きなメリットと言えるでしょう。

結婚指輪

結婚指輪は結婚（入籍）をした男女が共に身につけるのもので、マリッジリングとも呼ばれます。
挙式の際に結婚指輪を交わす儀式があることから、結婚式に間に合うように準備するのが一般的です。

婚約指輪とは異なり、デザインは日常生活に支障のないシンプルなものが多いのが特徴。男性は装飾のないプレーンなリング、女性も男性同様プレーンなものか小さなダイヤモンドが埋め込まれた引っ掛かりの少ないデザインが主流です。
また、結婚指輪は二人で身に着けるものなので、一緒に選びに行くことがほとんどです。

サプライズで婚約指輪を用意する際の注意点

先程の項目でプロポーズの際に渡す指輪は婚約指輪（エンゲージリング）ということがわかりました。
しかし、婚約指輪をプレゼントするといっても、指輪のサイズは？好みのデザインは？どこのブランドが良いのか？など確認しなければならないことがたくさん。
プロポーズ自体をサプライズで計画している場合は、より慎重に準備を進める必要があります。

そこで、そんな不安を解消すべく婚約指輪選びの視点から「失敗しないプロポーズ準備の方法」をご紹介します。

必見！失敗しないプロポーズ準備！

プロポーズをしようと思い立った時に、はじめに考えなければならないのは、婚約指輪の有無です。
プロポーズする際に指輪をプレゼントするのであれば、プロポーズ予定日より1〜3ヶ月前から準備をする必要があります。

驚かれる方もいますが婚約指輪は多くの場合、買いに行ったその日に持ち帰ることができません。お店によってはその日のうちに持ち帰ることができる場合もありますが、刻印などを施すセミオーダー制であれば作成に1〜3ヶ月かかることがほとんどです。
また、既製品を販売しているブランドであっても、サイズ直しが必要なケースもあるため、その点も考慮して早めに購入する必要があります。

指輪のサイズ

婚約指輪にサイズの計測は必須です。彼女の指輪のサイズがわからない場合は、以下のような方法でリサーチしてみましょう。

①彼女の指輪を持っていくor計測する

彼女が普段から左手の薬指につけているファッションジュエリーやペアリングがあれば、それを持っていくのが確実です。
もし持ち出すのが難しい場合は、リングのサイズを計測してみるのも手。指輪の内径を測り、以下のサイズ表に当てはめることで、指輪のサイズがわかります。

②彼女の友達に聞いてもらう

共通の友人がいる場合は、その友人からさりげなく彼女に指輪のサイズを聞いてもらうのもおすすめ。
女性同士であれば、さりげなくアクセサリーショップに立ち寄るなど自然に聞き出すことができるでしょう。

③寝ている間にこっそり測る

実際に筆者のお客様にも多かったのがこの方法。寝ている女性の指に毛糸や付箋などを巻いて印をつけておき、リングのサイズ表にある内周と照らし合わせて確認する方法です。
リングゲージより正確性に欠けるものの、サイズが大幅に合わないという事態は避けられます。

それでも全くサイズがわからない、という場合でも婚約指輪を購入することは可能です。
日本人女性の左手の薬指の平均サイズは8〜10号。不安な方は女性の指に確実に入るであろう、大きめのサイズを選んでおくという方法もあります。

後からサイズ直しをする場合、サイズ直しをしてくれるブランドがほとんどではありますが、リングによって±何号までと制限がある場合や、かなりの金額がかかってしまう場合もあります。
購入時にお店の方によく確認しておくと安心です。

指輪のデザイン

彼女の好みがわからず指輪のデザインを選べない、という男性も多いでしょう。
普段ジュエリーを身につける女性であれば、似た雰囲気のデザインを好む傾向にあるため、日頃からチェックしておくことが大切です。指輪のサイズ同様、彼女の友人にリサーチしてもらうのも良いでしょう。

どうしても分からない、という場合はシンプルなデザインを選ぶのがおすすめ。デザイン性の強いものや華やかすぎるものは好みが分かれるので、婚約指輪らしい中央にダイヤが輝くデザインが定番かつ人気です。
最近は、ダイヤモンドだけ先に購入する「ダイヤモンドプロポーズ」や、ダミーの指輪を贈った後にデザインを選び直す「プロポーズリング」といったサービスを提供しているお店もあります。どうしてもリングのデザインを決められない場合は参考にしてみてくださいね。

指輪のブランド

女性から明確に「ここのブランドが良い！」という希望がなければ、男性がプレゼントしたいと思える指輪のある店で買うのがベストでしょう。
こちらも彼女の友人にリサーチできるようであれば聞いてみるのもありです。しかし、ブランドによって相場がかなり異なるので、その点は留意しておく必要があります。
婚約指輪を選ぶ際は「有名だから」「人気だから」ではなく、相手の好みやイメージに合いそうなものを選ぶことが大切ですよ。

婚約指輪以外にプロポーズ用の指輪があるって本当？

『ゼクシィ結婚トレンド調査2023調べ』(https://souken.zexy.net/research_news/trend.html)によると、婚約指輪の平均価格は38.2万円。決して安い買い物とはいえませんよね。一方、近年トレンドになりつつあるプロポーズリングは平均でも1〜3万円と、婚約指輪に比べるとかなりリーズナブルです。

プロポーズリングとは、その名のとおりプロポーズの際に贈る指輪のこと。プロポーズを演出するためのその日限りのアイテム、という点が婚約指輪と異なります。人工のダイヤモンドやシルバーなど比較的リーズナブルな素材を使用したものがメインです。
プロポーズが成功した暁には、改めて彼女の好きな婚約指輪を一緒に選びに行くことができるため、デザインやサイズがわからなくても安心です。

プロポーズリングは基本"その日限り"のアイテムではありますが、デザインによってはファッションジュエリーとして普段使いできるものも。プロポーズリングはカジュアルな場面で、婚約指輪はかしこまった場面で、などシーンによって使い分けるのもおすすめです。婚約指輪選びに迷った際は、ぜひプロポーズリングも検討してみてくださいね。