婚約指輪の選び方　予算や素材など後悔しないチェックポイントは？

一生の記念に残る大切な婚約指輪。だからこそ、パートナーが喜ぶ最高の一つを用意して、プロポーズを成功させたいですよね。

しかし、婚約指輪はダイヤモンドやリングのデザイン、素材などもさまざまなので、選ぶのに迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
また、どのくらい費用がかかるのかといった予算についても気になるところです。

そこで、10年以上にわたり銀座や新宿で婚約指輪・結婚指輪の販売をしてきた筆者が、後悔しない婚約指輪の選び方やチェックポイントをご紹介!

記事の最後には、ペアアクセサリー専門店Fissが提案するおすすめの婚約指輪もご紹介しますので、ぜひ最後までご覧くださいね。

目次

■意外と知らない！婚約指輪の基本

■後悔しない！婚約指輪の選び方5つのポイント

■ペアアクセサリー専門店Fissおすすめの婚約指輪3選

婚約指輪の選び方　予算や素材など後悔しないチェックポイントは？人気ランキング

意外と知らない！婚約指輪の基本

そもそも、婚約指輪と結婚指輪の違いとは何でしょうか。
よく混同される婚約指輪と結婚指輪ですが、身に着ける意味は全く異なります。

婚約指輪（エンゲージリング）は、婚約の証としてプロポーズを機に男性から女性に贈られるのが一般的で、主に婚約期間中に身に着けるものです。
デザインは、リング中央にダイヤモンドが留められたものが主流で、シンプルなタイプもあればサイドに小さなダイヤモンドが散りばめられた華やかなタイプもあります。

最近は、結婚後もファッションリングのような感覚で身につける人が増えており、普段使いしやすいカジュアルなデザインも人気を集めています。

一方、結婚指輪（マリッジリング）は、結婚（入籍）したことを証明するリングで男女ともに身に着けます。
仕事や家事など日常生活の中で身に着けることから、装飾のないものや小さなダイヤモンドが1石程度埋め込まれたものなど、気を遣わずに使えるデザインが主流です。

婚約指輪も結婚指輪も左手の薬指に着けるという共通点があり、結婚後は二つのリングを重ねづけして楽しむ人も。
そのため、セットで販売されているデザインを同じタイミングで購入するカップルも増えています。

婚約指輪の平均的な相場は？

婚約指輪の平均相場は時代とともに大きく変化してきました。
日本でダイヤモンドの婚約指輪が贈られるようになった1970年代以降からバブル期にかけては「婚約指輪は給料の3ヵ月分」という言葉が象徴するように、かなり高価な印象がありました。

しかし、バブルの崩壊や不況の影響により徐々に相場も低下。
新型コロナウイルスの世界的な流行を経た令和の日本における婚約指輪の平均相場は『ゼクシィ結婚トレンド調査2023調べ』(https://souken.zexy.net/research_news/trend.html)によると、2023年で全国平均38.2万円でした。

これはあくまで参考程度の数字であり、実際に婚約指輪にどのくらいの予算をかけるのかは、経済状況や女性の好みなどを鑑みて、無理のない程度でよく検討する必要があります。

後悔しない！婚約指輪の選び方5つのポイント

Point.1　ダイヤモンドの4C

ダイヤモンドにはCarat（カラット）、Color（カラー）、Clarity（クラリティ）、Cut（カット）から成る「4C」と呼ばれる世界的な評価基準があります。
この組み合わせによりダイヤモンドの品質や価格が決定します。

Carat（カラット)

ダイヤモンドの重さを表す単位で1ct＝約0.2gです。カラット数が大きいほど見た目の印象も大きくなります。
他の評価基準とくらべて一番見た目の違いがわかりやすいことから、最も好みが反映しやすい部分ともいえます。

Color（カラー）

ダイヤモンドの色味を表す要素で、アルファベットD～Zまでの23段階で評価されます。
Dに近いほど無色で価値が高く、Zに近づくにつれ段々と黄色味を帯びてきます。
日本のブライダルにおいては明らかに黄色いものは敬遠されており、最低でもH以上が好まれる傾向にあります。

Clarity（クラリティ）

ダイヤモンドの透明度を表す要素。
ダイヤモンドを10倍に拡大した時に確認できる内包物（インクルージョン）や傷（ブレミッシュ）の数や大きさ、場所などを基に11の等級に分けられます。
カラー同様、明らかに見た目に影響するものはブライダルでは好まれないため、大抵のブランドはSIクラス以上から販売しています。

Cut（カット）

ダイヤモンドの輝きを決める重要な要素であるカットは、プロポーションとフィニッシュで構成されます。
優れたカット技術により緻密にカットされたダイヤモンドは、最大限の美しい輝きを放ちます。そのため、輝きを最優先に考える場合、カット評価が高いものを選ぶことが大切です。

ダイヤモンドを選ぶ際は、それぞれの「Ｃ」をどのグレードにするかによって見え方に差が生まれるだけでなく、価格にも大きな影響を与えます。
見え方の違いには個人差があるため、何を優先するかはよく比較検討するとよいでしょう。

Point.2　デザイン

リングのデザインは大きく3パターンに分けることができます。

ソリテール

アームと呼ばれるリングの輪の部分に何もついていないシンプルなデザイン。

メリット：中央のダイヤモンドの存在感が引き立つ（大きく見える）、最も婚約指輪らしいデザイン、結婚指輪と重ね付けしやすい
デメリット：婚約指輪らしいデザインが故に結婚後に着けづらさを感じることも、年齢を重ねた時に寂しく見える

サイドストーン（メレ）

メインのダイヤモンドの隣に1～2石程度のメレダイヤモンドがセットされているデザイン。

メリット：シンプルと華やかの良いとこ取り、ファッションリング感覚で着けやすい
デメリット：トレンドを反映しやすく好みが変わる可能性も、デザインによっては可愛すぎる印象に

エタニティ

アーム部分に無数のメレダイヤモンドが敷き詰められているデザイン。

メリット：1本で華やかな印象を演出できる、年齢を重ねても着けやすい
デメリット：シーンを選ぶ、デザインによっては中央のダイヤモンドが目立たない、リングの金額が高い

Point.3　素材

婚約指輪に使われる代表的な素材はプラチナとゴールド。
さらにゴールドは、イエローゴールド・ピンクゴールド・ホワイトゴールドなどの種類があります。

プラチナ

日本で最も婚約指輪に選ばれている素材。
その白く美しい輝きは、まさに純真無垢な花嫁に相応しいとされ、ウェディングドレスとの相性も良いことから、不動の人気を誇っています。

また変色・変質をしないといった安定性も広く選ばれる理由。
その分希少価値が高く、値段が高い傾向にあります。

イエローゴールド

ゴールドの中でも特に人気が高いのがイエローゴールド。
ファッション感度の高い女性に人気で、婚約指輪も普段からカジュアルに身につけたい人に選ばれています。

ダイヤモンドの白い輝きとのコントラストがはっきりしており、それぞれの色味を楽しむことができます。

ピンクゴールド

近年、人気が高まっているのがフェミニンな印象のピンクゴールド。
肌なじみがよく、日本人女性の肌色と相性抜群です。

イエローゴールド同様、日頃からピンクゴールドのジュエリーや時計などを好む女性がファッション感覚で身につけるのにもぴったりです。

ホワイトゴールド

プラチナのような白色でありながら、リーズナブルで手が届きやすいホワイトゴールド。
経年変化により変色しやすい点が注意点ですが、プラチナにも劣らない白い輝きが魅力です。

Point.4　ブランド

婚約指輪を販売しているお店は、海外ブランド・国内ブランド・ブライダルリング専門店・百貨店・ECサイトなど多岐にわたります。
予算やデザインの種類、メンテナンス内容などが異なるため、事前にホームページや口コミなどを確認してから来店すると良いでしょう。

お店選びのポイントは以下の通りです。

予算に合う価格帯のリングがあるか

同じようなスペックのダイヤモンドでもブランドによって価格はさまざまです。
予算内で購入できるものがあるか、事前にホームページなどで確認しましょう。

デザインの種類が少ないor極端に多すぎないか

デザインの種類が少ないと好みのリングに出逢えない可能性も。
かといって極端に多すぎても迷ってしまい決められなくなってしまいます。初めてで何も分からない、という場合は十数〜数十型くらいがちょうどよいでしょう。

サイズ変更などのメンテナンスは充実しているか

見落としてしまいがちですが、メンテナンスの充実度は将来的な満足度に繋がる重要なポイントです。
特にサイズ直しができないと着けられなくなってしまう可能性もあるので、購入前にメンテナンスの内容をよく確認しましょう。
その他、歪みや傷の修理ができるかも大切ですよ。

Point.5　予算

婚約指輪はこれから始まる結婚生活に向けて、最初に準備するアイテムです。
この先、結婚指輪や結婚式、ハネムーン、新居への引っ越しなど、さまざまなことにお金がかかります。それらを念頭に、婚約指輪にどれくらいお金をかけられるのかよく検討する必要があります。

また、サプライズでプロポーズを考えている場合は、男性が1人で購入する場合が多いものの、最近はパートナーと一緒に購入するケースも増えています。

「女性に好きなものを選んでほしい」という男性側の気持ちや、女性自身も「せっかくなら自分が気に入ったものを身に着けたい」と考える人が増えたことが要因として挙げられます。

また、自分が選んだものを彼女が気に入らなかったらどうしようと不安に感じる男性も多く、プロポーズの後に一緒にリングを見に行こうと提案するケースも多いようです。

ペアアクセサリー専門店Fissおすすめの婚約指輪3選

ここからは、ペアアクセサリー専門店Fissが提案するおすすめの婚約指輪をご紹介。
ECサイトならではの、リーズナブル・高品質な婚約指輪ばかりですので、ベストな1つが見つかるはず！是非豊富な種類の中からオンリーワンの指輪を見つけてくださいね。

ヒロインマリッジ〜プロミスシリーズ〜
11-4167SV_20-2321PT
69,800円(税込)

「ヒロインマリッジ　セミオーダーメイド」シリーズ人気NO.1♡
女性用は中央で輝くダイヤを支えるようにサイドにダイヤが添えられています。
シンプルなアームに華やかさがプラスされたバランスの良さが特徴です！
男性用は中央に入ったラインがシンプルながらもアクセントになっているデザイン。
ビジネスシーンでも浮かないしっかり感が素敵です♪

ヒロインマリッジ〜プロミスシリーズ〜
11-4140SV_ 20-0855K10PG
49,830円(税込)

女性用は傷や変形に強いK10素材！
肌馴染みの良いピンクゴールドに花をモチーフにしたダイヤが可憐な一品です。
男性用はウェーブのシルエットが柔らかな印象を与える場面を選ばない万能デザイン。
女性用と同じウェーブのデザインでしっかりお揃い感を演出できます♪

ヒロインマリッジ〜プロミスシリーズ
〜11-4157SV_ 20-0857K18PG
49,900円(税込)

女性用は人気のK18素材！
太めのアームに添えられた花のダイヤと小さなダイヤがアクセントの華やかなデザイン。
フェミニンと上品さを兼ね備えた婚約指輪の理想が詰まった一品です♪
男性用は太めのアームがシンプルながらしっかり存在感を演出してくれるデザイン。
プラチナコーティングのおかげで傷や変色に強いのも魅力です♪