近年話題になっている「蛙化現象」。もしかして自分も・・・?そんな不安を感じている人が少なくないのではないでしょうか。実は今、その逆の状態のことを指す「蛇化現象」も同じく話題になっています。
蛙化現象は知っているけど、蛇化現象は良く知らない。
そんな人のために、蛇化現象の意味やその対策法について詳しく紹介していきます。
蛇化現象って何?
蛇化現象とは、好きな人の姿・言動・行動など全てが素敵に見えてしまう状態のことです。相手が一般的に見てありえないような言動や行動をすることがあっても、脳内変換によって素敵なことだと判断してしまいます。
たとえば相手が店員に失礼な態度を取った場合、多くの人が悪い印象を抱くことでしょう。
しかし蛇化現象が起こっている場合、「感情豊かな人」といった良い印象を抱くようになるのです。
蛇化現象の何が問題なの?
蛇化現象の恐ろしいところは、本人がその問題に気付けないことにあります。どんな問題があるのかを知り、対策へとつなげていきましょう。
相手を客観視できなくなる可能性がある
蛇化現象が起こると、相手を客観視することが難しくなります。そのため早い段階で関係がうまくいかなくなったり、互いに不満を抱くようになったりします。
交際関係を長続きさせていくにはやはり、相手を冷静に見極めていくことが重要。その見極めの機会を持てなくなるのが、蛇化現象ならではの大きな特徴といえるでしょう。
つい相手の言いなりになってしまう
蛇化現象が起こっていると相手との支配関係が成り立つケースが珍しくなく、何でも相手の言いなりになってしまうことがあります。
自分にとって大きなリスクを伴うことでも、言われるがまま受け入れてしまう可能性が考えられるでしょう。
特に問題となるのが金銭トラブルです。
「素敵な人だから大丈夫」そんな気持ちから、簡単に相手にお金を貸してしまったり逆に借りたりしてしまいます。
その結果、「結局お金が返ってこない」「後になってから利息を求められる」といった問題が起こりやすくなってしまうのです。
男女関係のトラブルが発生することも
蛇化現象が起こっている人は盲目的に相手を愛し、信用します。そのため相手から侮られやすく、浮気されやすい状況を作り出す恐れが考えられるでしょう。
一般的に浮気を疑うような状況でも、相手に限ってまさかそんなことはないと自分にとって都合よく考えてしまいます。その結果、相手の浮気やその前兆に気付くきっかけが失われ、大きな問題が起こってしまうのです。
早い段階で相手の浮気を疑い対策を行っていれば、トラブルの発生を防げたかもしれません。このように蛇化現象は、2人の関係に大きなリスクをもたらします。
自信を失うことにつながる
蛇化現象が起こっている人はどこか無理をしているケースが少なくなく、そのときは気づかなくても後になってからさまざまな問題が発生することがあります。
特に多く見られるのが、自信を失ってしまうことです。相手の言いなりになる期間が長く続くことによって自分が失われ、自信喪失へとつながっていきます。
後になってから冷静さを取り戻しても、失った自信を復活させるのはかなり難しいことといえるでしょう。
蛇化現象によるリスクを軽減する方法
蛇化現象が発生してしまうのは本人の性質、相手の性格が関係してくるため完全に防ぐのはかなり難しいと言えます。それでも蛇化現象によって発生するリスクを、少しでも軽減していくことは可能です。
相手を客観的に見る習慣を身につける
誰か気になる人ができたらひたすら盲目的になるのではなく、まずは冷静になって客観的に相手を見る習慣を身につけるようにしましょう。
最初は難しいと感じるかもしれませんが、習慣化することによってそれほどストレスを感じることなくこなせるようになります。おすすめのやり方は、自分が神様になったような気持ちで過ごすこと。
いつも天から人間たちを見守っている神様のような視点を持つことで、相手を客観視できるようになります。ぜひ挑戦してみてください。
1人の時間を持つようにする
いつも一緒だと適度な距離を保てず、冷静に相手を見ることがどうしても難しくなります。意識的に1人の時間を作り、自分と向き合うようにしましょう。
自分と向き合う時間を作ることによって、物事を冷静に判断する気持ちが持てたり心の余裕を取り戻せたりします。
蛇化現象を自覚するのは難しい!周りに相談を
「もしかして自分って蛇化している?」
そんな不安を抱いたときは、家族や親友など周りに相談することを意識していきましょう。
蛇化現象は自覚が難しく、具体的な問題が起こってから気づくケースが少なくありません。気づいたときには、もう遅いといったことも・・・
そんな事態を防ぐには、周りからの指摘・アドバイスを受けることが大切です。相手に対する余計な先入観が無いため、客観的な判断ができます。
もし信頼できる相手が近くにいるなら、ぜひ積極的に相談してみてください。
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