結婚後のルールを決めるカップルが増えているのを知っていますか。結婚すればすぐに2人の生活が始まり、価値観がぶつかり合う機会が増えます。
交際しているときは仲が良かったのに、結婚生活が始まったとたんに険悪ムードになるカップルも少なくなりません。
2人が夫婦として仲良く生活していくには、結婚後のルールを決め夫婦関係を築いていくことが大切です。婚約中の今こそチャンス!円満な結婚生活を叶えるためのヒントを紹介します。
婚約中に決めておきたい結婚後のルール4選
結婚=生活です。生活に直結するルールを優先的に決めておきましょう。特に家事・お金・育児に関係するルールは細かく決めておかないと、大きなトラブルの原因になります。
1.誰がどの家事を担当する?
結婚する前にまず決めておきたいのが家事の担当です。家事は担当する人の能力によってかかる時間や精度が異なるため、夫婦間におけるトラブルの原因になります。
「誰がどの家事を担当するのか」「誰が主体的に家事を行っていくのか」
結婚後のルールとして、あらかじめ決めておきましょう。家事の担当をはっきり決めておかないと、こんな問題が起こります。
- ・1人にかかる家事負担が大きくなる
- ・家事の精度に偏りが発生
- ・妻・夫が思ったように動いてくれずイライラ
料理するのは妻・食器を洗うのは夫など、家事の分担を決めておくと相手がする家事に対して不満を抱きにくくなります。
2.家計の管理は誰がする?
結婚すると、夫婦が得た収入は共有財産となります。それぞれの名義の貯金でも、夫婦の共有財産です。結婚生活を円滑にするため、家計の管理についてルールを決めておきましょう。
家計の管理は、長く女性がするものと言われてきました。近年では得意なほうが担当するとの考えのもと、男性が家計の管理をするケースも少なくありません。
妻と夫のどちらかが家計の管理を担当するのか?またはそれぞれの話し合いによって、負担を分担しあうのか?婚約中に決めておくと、家計の管理に悩む時間の短縮につながります。
3.子供ができたらどうする?
子供ができた場合の「どうする?」は複数の意味を含みます。
- ・子供の予防接種で、どちらが病院に連れていく?
- ・子供が病気になったら、どちらが仕事を早引き・休む?
- ・育児休暇はどちらが取得する?
- ・夫も妻も仕事を休めないときは、どこ・誰に子供を預ける?
子供が生まれると、どちらかが妥協・柔軟に対応する必要が出てくる場面があります。そんなときのために、育児に関するルールを早めに決めておきましょう。
育児は思ったようにいかない場面が多く、ルールを守れないときもあるかもしれません。それでも育児のルールについて考えることで、実際にトラブルが起こった際に柔軟に対応できます。
4.喧嘩したときはどうやって仲直りする?
些細な喧嘩が後を引き、何十年も経ってから爆発。そんな怖さがあるのが夫婦喧嘩です。夫婦になると子供の気持ちや金銭面の問題などが関係し、互いの気持ちをぶつけあうのが難しくなります。
夫婦が我慢して、長年にわたりイライラやストレスをため込む場合も。熟年離婚のリスクを防ぐためにも、喧嘩したときに「どう対応していくのか」話し合っておきましょう。
夫婦関係における仲直りの仕方に、正解はありません。
ただいつもと同じ生活をしていると、問題が後回しになったり互いに納得できないままに話が流れたりしがちです。いつもとは違った行動を意識すると、冷静に対処しやすくなります。
たとえば・・・
- ・2人の思い出の場所に行く
- ・感情的になるのを防ぐため、人目がある場所に行く
- ・第三者(友人・専門家など)に入ってもらう
結婚後のルールを決める際のポイント
結婚後のルールを決める際のポイントとして、自分の主張ばかりをするのは危険です。自分だけではなく、相手の主張にも耳を傾けるようにしてみてください。
夫・妻にはそれぞれの主張があります。自分の主張ばかりを通すと、最初はルールを守れても後に無理が出てくる可能性が考えられるでしょう。
婚前契約書を交わしておく方法もあります。婚前契約書とは、結婚後のルールを取り決める契約書のこと。契約書を交わすことによって、「結婚後のルールを互いに守っていく」責任感が生まれます。
【まとめ】夫婦は他人だからこそ尊重が大切
「夫婦は他人だから・・・」そのまま受け取ると、ネガティブなイメージを抱きがちな言葉です。実際には、ポジティブなイメージを持っている言葉でもあります。
「他人だからこそ、相手を尊重することが大切」
元々夫婦は他人で、考え方が違って当たり前。互いに気遣い、人間関係を築いていくことが大切です。
夫婦となり関係が変わっても、互いへの思いやりが残っていれば困難を乗り越えやすくなります。どんな夫婦になりたいと考えているでしょうか。
結婚後のルールを決め、互いのストレスやイライラを軽減しながら理想の夫婦を目指してみてください。
おすすめのペアアクセサリー
おすすめ特集