つけっぱなしOKのネックレスやブレスレットは？注意点やおすすめの素材を解説

胸元を彩るネックレスや顔周りを華やかに演出するピアスなど、おしゃれなコーディネートに欠かせないブレスレット、それにペアリングや結婚指輪。頻繁な着け外しは紛失の原因にもなり得るので、お気に入りのアクセサリーは肌身離さずつけておきたいという人もいるでしょう。しかし「寝ている間もつけっぱなしで大丈夫？」「つけたままお風呂や温泉に入れる？」など、何かと心配な点も多いですよね。そこでこの記事では、アクセサリーをつけっぱなしにする際の注意点やトラブルについて解説します。あわせて、つけっぱなしにおすすめのアクセサリーもご紹介しますので、ぜひ最後までご覧くださいね。【ジュエリーコーディネーター監修】

目次

■アクセサリーのつけっぱなしで起こるトラブルとは？

■つけっぱなしOKのアクセサリーの素材とは？

■アクセサリーをつけっぱなしにする際の注意点

■Fissおすすめのステンレスアクセサリー

■アクセサリーのつけっぱなしにはステンレス素材がおすすめ

■1年記念日以外の記念日の方はこちらを参考に！

アクセサリーのつけっぱなしで起こるトラブルとは？

ネックレスやブレスレットや指輪等をつけっぱなしにしていると、さまざまなトラブルを引き起こす可能性があります。ここでは、アクセサリーのつけっぱなしによるトラブルについて解説します。

肌荒れ・金属アレルギー

特に大量に汗をかく夏場に多い金属アレルギーなどの肌トラブル。アクセサリーをつけっぱなしにしていると、皮脂や石鹼カスなどの汚れが溜まり、それが原因で金属と接している部分に痒みや湿疹などを引き起こす可能性があります。

破損・変色・汚れ

ネックレスの場合は、就寝中や入浴の際にシーツやタオルにひっかかってチェーンが切れてしまうことがあります。その他のアクセサリーに関しても「温泉に入ったら色が変わってしまった」「水垢が溜まって汚い」など、変色や汚れが原因でアクセサリー本来の美しさが損なわれるといったことも考えられます。

やけど・凍傷

ゴールドやシルバーなどの素材は熱伝導率が高いため、つけたままサウナに入ったり雪の中でウィンタースポーツをしたりすると、思いがけずやけどや凍傷になる恐れがあります。紛失が恐い人は携帯用のジュエリーケースなどを活用し、一時的にも取り外すように心がけましょう。

一日の終わりにケアを心がけて

お気に入りのアクセサリーをいつまでも身につけるためには、一日の終わりに一度外してケアをしてあげることが大切です。その際は、難しく考えずにやわらかい布でやさしく拭くだけでもOK。また、取り外すことで金具の不具合や留めている宝石の緩みなどのアクセサリーの変化に気付くこともできます。さらに、購入店で定期的にクリーニングやメンテナンスをしてもらうのもおすすめですよ。

つけっぱなしOKのアクセサリーの素材とは？

つけっぱなしにできるアクセサリーを選ぶなら「素材」選びが肝心。ここでは、つけっぱなしにしてもトラブルが起きにくく、比較的安心して使えるアクセサリーの素材をご紹介します。

サージカルステンレス

近年、ジュエリー用の素材として定番になりつつあるサージカルステンレス。ステンレス素材のみを使用したアクセサリーの専門店も増え、SNSでも取り上げられるほど人気が高まっています。サージカルステンレスの人気の理由は、その優れた特徴。錆びにくく変色しないだけでなく、金属アレルギーを起こしにくいといったメリットもあります。さらに、強度が高く歪みなどの変形にも強いため、最近では結婚指輪の素材として選択する人も増えているほど。他の金属にくらべても安心してつけたままにできるので、温泉やプールなどのレジャーや旅行でも思いきりおしゃれを楽しむことができますよ。

チタン

金属アレルギーを起こしにくい素材として有名なチタン。酸素に触れた瞬間に酸化被膜を形成することで、汗や水に触れても錆びにくく変色しにくいといった特徴があります。ステンレス同様、強度が高いため変形の心配もありません。一昔前は、肩こり改善を謳う磁器ネックレスの素材といったイメージが強かったものの、現在はバラエティに富んだおしゃれなアクセサリーも多く展開されています。

プラチナ

日本では婚約指輪・結婚指輪の素材として圧倒的な人気を誇るプラチナ。和名を「白金」といわれるとおり、気品のある白く美しい輝きが魅力です。プラチナの人気は単にその見た目の美しさに留まらず、変質・変色をしない、耐熱性に優れているなど、化学的に安定している点にあります。さらに、粘り気が強く展延性が高いため、アクセサリーの加工がしやすいこともさまざまなデザインを楽しめる要因といえるでしょう。プラチナ自体は金属アレルギーを起こしにくい素材ではあるものの、ほとんどのプラチナ製品に割金と呼ばれる強度を上げるための別の貴金属が含まれているため、割金の種類によっては金属アレルギーの原因となる場合もあります。